こんにちは、ゆきです。
アロマセラピーもポピュラーになりました。
心地よい香りに癒され、アロマライフを楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。
精油を扱うお店も増え、手軽に入手できるからこそ、知っておいてほしいなと思うことがあります。
これから、アロマセラピーを始めたいと思っている方。
精油は持っているけど、詳しい事はよく分からない。
そんな方のために、精油の選び方や注意点をまとめてみました。
ぜひ、参考にしてくださいね。
精油(エッセンシャルオイル)とは
植物の花、木、枝葉、果実、根茎、種子、樹皮、樹脂などから抽出された芳香物質です。
高い薬理効果があり、心身のバランスをとるなど、さまざまな作用をもたらします。
アロマセラピーで使用する精油は、100%純粋なものであることが重要です。
精油(エッセンシャルオイル)の選び方
専門店で購入する
店舗であれば、アロマセラピーの知識を持った販売員が対応してくれます。
オンラインショップも、詳しい説明が記載されているので安心して購入できます。
質問があれば、メールでお問い合わせすることもできますね。
専門店以外で購入する際は、下記の4つ↓をポイントにしてください。
遮光ビンに入っている
ガラス製の遮光ビンに入っている製品を選びましょう。
ドロッパーがついていると、1滴ずつ出すことができるので安心です。
記載内容を確認する
精油のラベルには、下記のことが記載されています。
- ブランド名
- 品名
- 学名
- 抽出部位
- 抽出方法
- 原産国
- 内容量
- 販売元または輸入元
信頼できるメーカーの製品を選びましょう。
好きな香りで選ぶ
何より、いい香りだな…と感じることが、アロマセラピーの大切なポイントです。
効果効能や使用目的で選ぶ場合でも、香りも大切に選びましょう。
お店で香りを試す際は、ムエット(試香紙)につけて確かめることを、おすすめします。
ムエットがない場合は、本体を直接嗅がずにキャップをふわっとさせて香りを確かめると、実際に使用したときの香りに近いと思います。
使用目的で選ぶ
芳香浴、沐浴、トリートメント、化粧品を作るなど、さまざまな使用方法があります。
精油には、それぞれ特性があるので、目的に合った精油を選びましょう。
光毒性のある精油を、日中使用することは避けましょう。
例)レモン・グレープフルーツ・ベルガモット など
※光毒性とは:
日光などの紫外線にあたることで、皮膚が腫れるなどの炎症を起こす可能性があるもの。
購入前に
お気に入りの精油が見つかったら、どんな作用があるのか、禁忌事項がないかなど精油の特徴を確認しておくと安心です。
保管方法
使ったあとは、必ずフタをしっかり閉めましょう。
冷暗所で保管する
できるだけ、一定の温度を保てる場所が、おすすめです。
精油は、立てた状態で置いておきます。
湿気がなく、風通しがよい日光のあたらない冷暗所で保管しましょう。
子供やペットの手の届かない場所に置く
誤飲などを防ぐために、とても大切です。
火の近くに置かないこと
精油本体だけでなく、精油を使用して作ったアロマスプレーや手作り化粧品なども同じように扱ってください。

使用上の注意
使用期限を守る
精油の使用期限は、開封後1年以内、柑橘系は6ヶ月以内 と覚えておきましょう。
開封した日にちを書いておくと安心です。
経口的な使用はしない
海外では、医師の診断のもと内服するケースもあるようですが、家庭で使用する際は絶対にやめましょう。
腎臓や肝臓に、重大な影響を与える可能性もあります。
粘膜に使用しない
目に入るなど、粘膜についた場合は大量の水で洗い流し、すぐ医師の診察を受けてください。
原液のまま皮膚につけない
原液は刺激が強く、肌に異常をきたす可能性があります。
使用する際は、必ず希釈しましょう。
トリートメントなどに使用する際は、100%純粋なキャリアオイル(植物油)で希釈をしてください。
※ 精油を扱う際に手についてしまった場合は、すぐに洗い流しましょう。
パッチテストをする
敏感肌やアレルギーのある方が皮膚に用いる際は、事前にパッチテストをして確認しましょう。
パッチテストの方法
キャリアオイルで希釈したアロマオイルを腕の内側に塗布し、24〜48時間様子をみる。
異常を感じたら、すぐ洗い流し使用は控えましょう。
香りの変化を感じたら
今までと香りが違う…?と思った場合は、精油が酸化している可能性があります。
使用期限内であっても、使用はやめておきましょう。
特別は配慮が必要な場合
妊娠中・授乳中・治療を受けている方
使用をはじめる前に、担当医師に相談してください。
高齢者・既往歴のある方
いちばん低い濃度から始めてみることを、おすすめします。
慣れてきても、基準の半分以下の濃度で使用しましょう。
3歳未満の乳幼児
アロマセラピーの使用は避けましょう。
12歳以下の子供の場合は、1/10程度の濃度から始め、大人の半分以下の範囲で使用するのが良いとされています。
ペットがいる場合
ペットがいるご家庭での精油の使用は、配慮が必要です。
獣医に相談の上、使用しましょう。
☆大切な人やペットを守るために☆
アロマセラピーは、自己責任になります。
気になることがある場合は、必ず使用する前に医師に相談しましょう。
最後に
今回は、精油の選び方や注意点について、お話ししました。
好きな香りを嗅ぐと、心がほっとやすらぎますよね。
私たちの日常を豊かにしてくれる、植物からのめぐみ。
お気に入りの精油を見つけて、アロマセラピーを楽しんでくださいね。