こんにちは、ゆきです。
愛用中のティンシャ。
時間の経過とともに、黒ずみが気になりはじめ…。
音色にも、変化を感じるようになってきました。
ネットで調べてみると、有益な情報が!
早速、お手入れをしてみました。
とても簡単で、音色も綺麗になりましたよ。
ティンシャ
私の愛用しているティンシャは、ソウル・サウンド・ライアーを製作している、アンドレアス・レーマンさんに作って頂いたもの。
裏側にサインがあります。

きっかけは、私がライアーを製作するワークショップに参加したこと。
レーマンさんは、ティンシャなど金属を使った楽器も製作していることを知り、お願いしました。
今までは、乾いた布で拭いたり、浄化グッズを使ったりして、お手入れしていました。
ところが最近になって、音が変わったと言うか。
今まで感じなかった音が混ざるような、違和感を感じるようになってきたんです。
ネットで調べてみると、「革紐から精麻に変えると音が良くなった・・」という情報が。
早速、「精麻」について調べてみました。
精麻とは
精麻(せいま)とは、大麻の茎から取れた皮から表皮を取り除き、靱皮部分を取り出したもの。独特の光沢を持つ強靭な繊維で、麻といえば、かつてはこの精麻を指した。現在、精麻の多くは神道儀式の場で使われ、繊維の輝きがあるほど、祓い清めの力が強いと考えられている。 神職が振る、払い串に巻きつけられるほか、全国の神社を通して毎年800万体以上配られるお札「神宮大麻」に用いられる。 また、神道儀式である大相撲の横綱の綱も精麻で作られている。 / Wikipediaより
神道儀式に使われているものを、ティンシャに使ったら、ご利益がありそうですよね。
早速、注文してみました。

精麻の、より紐です。
特等精麻を使って、使いやすいように紐状になっています。
ありがたい!
「野州麻紙工房・麻農家のお店」で購入しました。
お手入れ方法
黒ずみ対策
黒ずみの原因は、酸化被膜。
クエン酸水溶液に浸してみました。
- ボールに半分くらい水を入れる。
- クエン酸を、小さじ1入れる。
- 3分ほど浸す。(今回は、この時間で綺麗になりました)
- 軽く水洗いし、拭き取り乾燥。
紐を皮から精麻へ
しっかり乾いたら、精麻を取り付け。
穴に通して、結ぶだけ。


さっぱり、綺麗になりました。
最後に
今回は、ティンシャのお手入れについて、ご紹介しました。
少し手をかけるだけで、見た目も音色も綺麗になりました。
これからも、大切に使っていきたいと思います。