こんにちは、ゆきです。
どんな場面でも、相手を思いやる気持ちって大切ですよね。
その思いが、優しさとなって相手に伝わっていくんだと思います。
今回は、そんな思いやりを育む練習にもなる慈悲の瞑想を、ご紹介します。
ストレスを感じたり、気持ちに余裕が持てないときこそ実践してほしい慈悲の瞑想。
優しさを循環していけますように…。
・慈悲の瞑想とは?
・フレーズが長くて続かない…
慈悲の瞑想とは
マインドフルネス実践法の本『サーチ・インサイド・ユアセルフ』の中で、共感力を高めるための練習法として紹介されています。
全文をやろうとすると、私には少しハードルが高いと感じました。
なので、短いフレーズにアレンジして行っています。
その方法を、ご紹介しますね。
基本のフレーズ
〇〇が幸せでありますように
〇〇が苦しみから解放されますように
〇〇の願いが叶えられますように
〇〇には、対象となる人が入ります。
- 私
- 好きな人、または、尊敬している人
- 好きでも嫌いでもない人、または、あまりよく知らない人
- 苦手な人、または、嫌いな人
- 生きとし生けるもの
やり方
練習を始める前に、②から④に当てはまる人を、一人ずつ決めておきます。
それぞれの対象を、しっかり心に思い浮かべ言葉にするか、心の中で言葉にしていきます。
私が幸せでありますように
私が苦しみから解放されますように
私の願いが叶えられますように
好きな人が幸せでありますように
好きな人が苦しみから解放されますように
好きな人の願いが叶えられますように
(※好きな人→ 対象の人の名前を入れます)
その人が幸せでありますように
その人が苦しみから解放されますように
その人の願いが叶えられますように
(※その人→ 対象の人の名前を入れます)
苦手な人が幸せでありますように
苦手な人が苦しみから解放されますように
苦手な人の願いが叶えられますように
(※苦手な人→ 対象の人の名前を入れます)
生きとし生けるものが幸せでありますように
生きとし生けるものが苦しみから解放されますように
生きとし生けるものの願いが叶えられますように

私の体験談
最初は、好きでも嫌いでもない人や苦手な人に対して、気持ちを込めることが上手く出来ませんでした。
苦手な人を、わざわざ思い浮かべることも本当はしたくないですよね。
その気持ちが邪魔をして、抵抗している感じでした。
それでも続けていくうちに、少しずつ違った視点から相手を見ることが出来るようになっていきました。
その人も、私と同じひとりの人間だよねって。
私にとっては苦手な人でも、誰かにとっては大切な人かもしれない…。
そう思うと、少しずつ苦手意識が薄れていきました。
もし、苦手な人に抵抗を感じるなら無理してやらなくて良いと思います。
慈悲の瞑想は、思いやる気持ちを育むもの。
自分が、しっくりくる方法で行うことがベストだと思っています。
最後に
今回は慈悲の瞑想を、ご紹介しました。
私は、電車のなかで慈悲の瞑想をすることがあります。
例えば、前の席に5人座っていたら、端から順番に一人ずつ行っていきます。
相手を確認したら目を閉じて、「目の前の人が幸せでありますように…」と。
心の中で思い浮かべながら、言葉にしていきます。
どこの誰かも知らないし、電車を降りたら、もう二度と会うこともないかもしれない。
そう思うと、「どうか幸せでいて下さい」という気持ちが自然とあふれてきます。
そして、そう感じさせてくれたことに、また感謝の気持ちが生まれます。
こんな時、見えなくても私たちはちゃんと繋がっているんだなって思います。
心の中が、ふわっと暖かくなる。
そんな感覚を、ぜひ味わってみてくださいね。
☆ P.S.・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ☆
YouTubeに、「慈悲の瞑想」の音声ガイドをアップしました!
ブログで、ご紹介した内容を一部アレンジしています。
初めての方にもチャレンジしやすい内容になっていますので、ぜひ体験してみてくださいね。