こんにちは、ゆきです。
今回は近頃、瞑想にも取り入れている「ムドラ」について、お話しします。
思っていた以上に種類があって、その内容に驚きと奥深さを感じています。
ムドラとは?
体の健康や心のバランス、精神的な覚醒を促してくれる手や顔や体を使ったジェスチャー。
それぞれに、特性や効能があります。
仏像の手の形や、伝統舞踊を思い浮かべると分かりやすいですよね。
ムドラは「形に意味がある」とは思っていましたが、「血圧を下げる」「消化を促進する」など体への効能があることは初めて知りました。
興味深いです。
瞑想に対する意識の変化
以前は、少しでも長い時間、瞑想をしていたいと思っていました。
それは、いわゆる瞑想状態に入るまでに時間が必要だったり。
その先に何があるのか、知りたいと思っていたからだと思います。
でも今は、ただ静かに座って瞑想状態を味わう。
短時間でも心地よさを感じることが出来たら、それで満足。
瞑想に、特別な何かを求めることがなくなりました。
何かを探すと言うより、感じることや気づくことに重きが置かれてきたようです。
親しみのあるムドラ
アンジャリ・ムドラ
「アンジャリ・ムドラ」とは、胸の前で両手を合わせる祈りのポーズ、合掌です。
アンジャリ・ムドラをしながら、お祈りやマントラを唱えて瞑想を始めるのが、お気に入りです。
心が穏やかに神聖な気持ちが芽生えて、スムーズに瞑想に入れます。
合掌する際は、手のひらの中央に少し隙間を空けて親指は胸骨に当てる。
または、両手を体からやや離して保つのが良いそうです。
お祈りや神社に参拝するとき、少し意識して合掌してみると何か気づきがあるかもしれません。
チン・ムドラ
「チン・ムドラ」は、瞑想のポーズで、よく見る手の形です。
親指と人差し指の先を合わせて円を作り、他の3本の指は、まっすぐ伸ばします。
万物を敬い、深い感謝の気持ちが持てるよう導いてくれる。
自然に集中していて、意識が内側に入りやすいように感じます。
最後に
私が参考にしている本には、108種類のムドラが紹介されています。
少しづつ試しながら、体験を深めていきたいと思います。
ヨガに馴染みのない方も、効能でムドラを選んで試してみるのも良いかもしれません。
ムドラの形を作り、ゆったりと呼吸に意識を向ける。
簡単だし、試す価値あると思います。